【日本の近代史】日本人の貯蓄好きなぜなのか。

こんばんわ。ぽん太です。

今日は、日本の近代史について知ってもらいたくて記事を書きました。

日本人はなぜこんなに貯蓄に拘り投資を敬遠するようになってしまったのか。

上の世代の人たちが貯蓄を推奨する理由はなぜなのか。

しっかり情報をインプットして、投資への偏見を捨ててほしいと思います。
情報を取得して、正しいことは何なのか。自分で考えることが非常に大切だと思います。
これができていないまま、投資をしても貯蓄をしても失敗すると思いますので。

【日本の近代史】日本人の貯蓄好きなぜなのか。

日本人の貯蓄性向の始まりは太平洋戦争の開戦前、1930年代に始まります。

日本政府は当時、軍拡をしていましたので増え続ける戦費の調達に困っていました。
そこで下記の政策を取ります。

一般国民の貯蓄を預かる銀行が国債を買い、戦費を賄った 。

そのため、政府は国民に対し貯蓄を奨励する政策を取ります。

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こういったポスターも発行し、国民に貯蓄を奨励した。

貯蓄を奨励することで戦費を捻出し太平洋戦争という総力戦に向かう日本と戦時中の戦費を、そこから捻出したわけです。

当然国民は貯蓄を必死に頑張るわけです。

そして太平洋戦争の敗戦を経て、日本経済はボロボロ。焼野原となった東京。

そんなボロボロの状態から再出発を余儀なくされたわけですが、産業への投資やインフラへの投資を完了のエリート主導で、再び国民の預貯金を使い
今後伸びるである産業と日本のインフラへ集中投資するために、貯蓄を奨励し銀行から国債を購入させて経済成長を果たすことになるのです。

そして銀行預金は国債や経済成長、インフレの恩恵を受けて高利回りで回ります。最大で6%近い利子が付くので国民も一生懸命貯蓄に励むようになりました。

貯金しているだけで、元本保証で6%も利回りが付くのですからそら投資なんてやりませんよね。インフレ率も高いので実利回りはこれよりも下がると思いますし、
バブル崩壊までは日本株も順調に伸びていたので株式への投資の方がより高い利回りであったとは思いますが。

 

バブル崩壊から失われた20年と低成長時代へ

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低迷する日本経済

バブル以前の高度経済成長経験者である現在50歳以上の世代は、当然日本が成長していた頃の印象と教育を受けています。彼らの親は戦時中~戦後世代であるため当然貯蓄を奨励する教育を受けています。
そして私達の親世代や私たちも貯蓄を奨励する教育を受けています。

そのため日本人は3世代にわたって貯蓄至上主義の、教育を受けているし貯蓄が最善の策であるという考えが多数派であるのです。

また、日本の教育と言うのは明治時代にできた、教育勅語、富国強兵の理念でできています。
その基本理念は現在まで引き継がれていてますが、これは兵隊を作るための教育です。ですから兵隊に資本主義経済の原理を説明したり金融を説明することは必要がありません。
だって下っ端の兵隊が欲しいわけですから、社会の原理に気づいてもらっては困るわけです。

しかしながら既に時代が違います。こういった過去の時代の考え方が未だに蔓延し何も考えない会社員を続けていても効率よくお金持ちになったりすることはできないのです。
年金制度も人口が増え続け経済成長が続く前提で作られたものなので、政府の政策すら時代に合わなくなっています。

年金は1960年くらいから始まって経済成長と人口増加を見込んだ仕組みなので、これも低成長、人口減少の時代に入ったため仕組みが時代に合わなくなりました。

国もそのことに気づいているためNISA、積立NISA、iDecoなどの制度を作り貯蓄から投資へという政策を打ち出してきていますがまだまだ投資は一般的に普及はしていませんね。

しかしながら国が政策を切り替えてきているので、ここは国の政策に乗って投資へと切り替えていくべきだと思うのです。

 

 

まとめ

日本の政策は戦時中~高度経済成長期は貯蓄をずっと奨励してきました。

しかしながら、世界的な軍国主義や高度経済成長期は終わりを迎え、今は低成長人口減少の時代に入りました。

国はそのことをわかっているため政策を転換し貯蓄から投資へと言う方針を打ち出しています。

過去に年金制度を最初から加入した人は得をしていますし、当時貯蓄をした人たちは高い利回りを受けて資産を増やしました。
2019年度太陽光発電の売電もふるさと納税も参加した人は得をしていたと思います。

次は増税時の電子マネーによるポイントバックが待っていますし、当然積立NISAやiDeCoも得をする制度なのです。

積立NISAやiDeCoに関しては証券会社が儲からないので積極的に宣伝をしていないので、一般化がまだまだです。

しっかりとこのような政策の観点を自分の目で見て判断することが大切だと私は考えます。

この記事を見てくれた方が、しっかりと自分で調べて情報を判断し自分の資産をどうするかを考えてもらえたら良いなと思います!

本日は以上です!!

 

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