こんにちわ!!ぽん太です。
昨日友人と話していて、ドルコスト平均法で買えばどんな相場でも儲かるというような話をしていたので、
そういえばこのブログで取り上げたことないなと思いました。
ドルコスト平均法は魔法の買い方ではなく、リスクを平均化する手法であるということをしっかりと記事にしておきます。
インデックス投資に有効なドルコスト平均法について
ドルコスト平均法はリスクを平均化します。投資の世界で言うリスクと言うのは、値上がりと値下がりを平均化する手法です。
図1右肩上がりの投資商品の図
図1のような右肩上がりのグラフでは一番最初に大きく投資をしたほうがドルコスト平均法で投資をするよりも期待値は高くなります。
一番最初に大きく投資をした方が当然安く購入できるので、その分収益性が高いものになります。
どちらをやっていてもこのグラフであればプラスにはなります。
図2波を打ちながら上昇する投資商品の図
実際の米国株のインデックス投資をする場合は上記のような図が実際の相場に近くなります。
〇はドルコスト平均法で買付けるポイントで、◇は上記の図の場合の最適なタイミング投資のポイントになります。
最初に大きく下落していますので、一番最初に大きく投資をすると最初の下落相場で大きく含み損を抱えることになります。
この含み損の期間が1年なのか3年なのかはわかりませんが、10年も続いたら売却を考えるでしょう。
含み損に耐えるのは想像以上に辛いことです。すぐに売却したくなります。
しかしながら、最終的には得をするのですが、そこに耐えきれるかがポイントになります。
この下落もリーマンショックのような暴落であれば、一気に株価が半分近くまで下がりますので、そこに耐えて継続できるだけの経験と確信があるかがポイントになります。
私は耐えきれる自信があまりありません。
じゃあ、下落後の◇の地点で買えばいいじゃんと思うのですが、相場を出し抜く、市場を見切ることは誰にもできない(もちろんプロの機関投資家にも)ので、
◇のポイントを当てることは、不可能だと考えてください。◇のポイントがわかれば、恐らく会社でプロとして働くことなどなく全員、大儲けして引退しているはずですから。
このような場合にドルコスト平均法で着々と機械的に積み上げている方は、損も得も平均化されているし最初の下落ではそんなに大きく購入していないため含み損の額も限定的です。
損をしている期間も淡々と積み立てていれば後の上昇相場で収益化することができます。
何よりも含み損を大きく抱えないので相場から退場することもないですし、精神的に続けやすいという点が初心者にとっての大きなメリットになると思います。
また、最初から大きな現金資産を持っていれば最初から大きく投資ができますが、属性が会社員だとそんなに大きな資金が用意できない場合もあると思います。
そのような場合でも毎月1万円積立投資するなどでドルコスト平均法が採用できるので、誰でも始めやすいという点があり、比較的誰にでもお勧めしやすいものとなります。
右肩下がりの相場ではドルコスト平均法でも当然損になります。
図3右肩下がりの投資商品
図3のように右肩下がりの投資商品の場合は、最初に大きく投資すると最も大きく損をすることになります。
ドルコスト平均方で積み立てていった場合は、損も平均化されるので最初に大きく投資するよりも損も小さくなります。
ひたすらナンピン買いするのと一緒の状態になりますね。
図4波を打ちながら右肩下がりする投資商品
図4は実際の相場に少し近づけた波を打ちながら右肩下がりする商品です。
これに対して最初に大きく買い付ける方法を取った場合も結果的には損をしますし、ドルコスト平均方で買い付けた場合でも結果的には損をします。
※配当金などで価格下落以上に、インカムゲインを得ている場合を除いて。
まとめ
ドルコスト平均方は、優秀な買付方法だと思います。私も給与の一部をドルコスト平均方での買い付けに回しています。
特にサラリーマン属性で定期的に収入を得られる人には持ってこいの買付方法ですね。
ただし、どんな商品を買い付けても利益が出るような代物ではなく、損も得も平らげる可能性が高い
買付方法というだけで万能ではありません。
この点に気を付けて、欲しいと思い記事を書きました。
本日は以上となります!!
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