こんにちわ。ぽん太です。米中関係がさらに悪化しています
米中貿易戦争の一環で、GoogleがHUAWEIに対しソフトウェアの提供を停止することになりました。
Open Sourceで提供されているAndroidなどのOSが提供停止されるのは結構衝撃的ですね。
Androidは誰でも使えるソフトウェア ( OSS )
source.android.com
AndroidのOSSサイト
Androidは上記のサイトで公開されており、誰にでも使えるソフトウェアになっています。
PCの知識があれば、ここからAndroidをダウンロードし、自分のPC上のVMWareなどにインストールしたり
して誰でも利用できます。
メーカーなどもこの公開されたAndroidを自由にダウンロードし、
自社の製品用にカスタマイズしてスマートフォンに搭載しています。
個人でも知識があれば、ダウンロードしてカスタマイズとかできそうですね。
HUAWEIへの影響
大統領命令が発令されたため、Googleは自社製ソフトウェアをHUAWEIに対し出荷できなくなり、
Googleが提供しているAndroidに関する技術サポートも提供されなくなります。
また、今後のファーウェイ端末には
Google PlayやGmailなどのソフトウェアを自社端末にインストールすることもできなくなります。
当然HUAWEIも独自OSではなく、Androidを利用していますのでこれらの製品にGoogleのサポートが
受けられなくなったり、Google製のソフトウェアが一切はいっていない製品しか作れなくなるのです。
AndroidにGoogle Playが無ければどこからアプリをダウンロードできるのか、Gmail アプリや Chromeが無ければ
どうやってオンラインでダウンロードできるのでしょうか。
この点がHUAWEIにとっては脅威となりますね。
日本で売っている、HUAWEI 製スマートフォンも当然 Android が使い物にならなくなってしまいます。
docomo とau が既に、HUAWE I製品の取り扱いを停止する発表もされています。
HUAWEI の株価は 5CNYから3.63CNYまで低下していますね。
もともと国内に関しては、Googleアプリを利用していないので問題ないのですが海外販売への
影響が心配です。
そこでHUAWEIは独自のOSを自社製スマートフォンに搭載することを発表しました。
中国国内10億人の市場を確保した場合、Google製のAndroidとどう戦っていけるのか、
楽しみな話でもありますね。
HUAWEIはハードウェアメーカーなのでどこまでOSのスペックを上げてこれるのか注目されます。
厳しい戦いになると思うのですが今後が注目されます。
–追記
記事を書いた後にARM社がHUAWEIとの取引停止を発表したため、同社のkilynチップの生産ができなくなることになりました。スマホのSOCが生産できないため、これは致命的…。
Android VS iPhoneの戦いに第三の勢力が現れるのか。
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