こんばんわ。ぽん太です。
5月17日に、トランプ大統領が自動車輸入を安全保障への脅威と位置付ける声明を発表しました。
来るんじゃないか来るんじゃないかと、ずっと思っていましたがついにきました。
1位:GM (Est.) 17.5% 2位:Ford 14.6% 3位:Toyota 13.8% 4位:FCA 13.0% 5位:Honda 9.4% 6位:Nissan 7.2% 7位:Subaru 4.3% 8位:Hyundai 4.3% 9位:Kia 3.9% 10位:VW 2.4%
北米での各自動車メーカーのシェアはこのようになっており、FordとGM以外のメーカーはほぼすべて海外メーカーのものとなっています。
約7割が外車となるわけです。
日本では外車というものはお金持ちが乗るものであり都心ではよく見かけますが郊外へ行くほど日本車が多くなり、
1割程度しかみかけないと思います。
そう考えると、7割が海外メーカーと言うのはアメリカにとって脅威となる理屈はわかります。
それで言うとGAFAのほうが、日本にとってはよほど脅威だと思いますが・・・。
これに対しトヨタ自動車の豊田社長が反論のメッセージを出しています。
トヨタは、日米貿易摩擦の時に死ぬほどアメリカで叩かれたと思いますが、それ以来は米国での現地生産をすすめ、
これまでに約6兆6000億円という金額の投資を行い、50万人近い雇用を生んできていますので、これは訴えずにはいられないでしょう。
今後、輸入車に対して25%程度の関税がかかれば、コスパの良さで人気の日本車は北米で窮地に立たされる可能性が高いです。
壊れない、燃費がいい、信頼性が高いという点で人気であるため、プレミアム感がないので値上げの影響をもろに食らうのではないかと思います。
関税が発動すれば、売り上げが下がるのがわかっていますから、株価の下落も必至の状態となるでしょう。
1,987億円の営業利益があります。全体の1/4程度を占める非常に大きな市場です。
(トヨタの決算資料を参照)
そもそもアメ車はサイズが大きすぎて日本市場では全く受け入れられていません。
V8 4.5リッターのエンジンなど税金が死ぬほど高い上に、ガソリン価格が2倍近くなる日本市場では
嗜好品になってしまいます。
また、アメ車はサイズが大きすぎて日本の細い道を走ったり、マンションの立体駐車場などに入れるのは至難の業です。
アメリカの企業が日本で売れるような車を作れば、対等な貿易になると思うのですが・・・。
日本への飛び火がついに来てしまった。アメリカ企業は日本で売れる車を作ってよ・・・。
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