日本一ソフトウェアの株価が暴落しました。
今日はこれについて、見ていきたいと思います。
暴落の理由
5月19日時点で、日本一ソフトウェアは悪魔の増資「MSワラント」で資金調達を表明しました。
5月20日時点で、-17%の急落となっています。
そもそもMSワラントとは、「行使価格修正条項付新株予約権」という日本語名称となっており、
「前日の終値よいも安い価格で株が買えるように毎日価格を修正してあげる株の買付予約権利」です。
これを行うと、現在の株価が下落してしまう点、株式数が増えるため1株当たりの利益が希薄化されるため、
既存株主への配当が小さくなってしまう点が挙げられます。
既存株主にとっては、いいことが一つもありません。
IR資料より出典
https://nippon1.co.jp/news/pdf/2019/20190517_01.pdf
日本一ソフトウェアはこの資金の使い道を「開発スタッフの人件費」、「外注費」、「設備費」に充当すると言っており、
かなり厳しい経営状態が伺えます。
日本一ソフトウェアは、3月にリリースし直後にメンテナンスに入った「魔戒戦記ディスガイア」が今現在まで
メンテナンスが続いており、本来あるはずだった売り上げが入ってきていない状態が続いています。
今やソシャゲはWebとクライアントアプリをかなり作り込んで開発するため、投資が多く必要な事業になってきていますが、
今や人気だったパズドラやモンストは右肩下がりを続けており、それに代わるゲームも出てきていません。
ゲーム業界は非常に厳しい
日本で最強のゲーム会社である任天堂の株価を見ても、ものすごい上げ下げを繰り返しています。
マリオやポケモンなどの世界最強のIPを抱える任天堂ですら、スイッチのあとがヒットしないのではないかと
疑われています。
Wii Uが発売された2012年11月18日付近の株価は1万円代とスイッチの発売まではずっと低迷していたことがわかります。
1発当てれば非常に大きいですが、ヒット作を連発して出すことは至難の業です。
ゲーム会社の株を購入する時は、慎重に購入しましょう。
日本のゲーム会社だと自社株買いもしてくれるSONYが良さそう。
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