こんにちわ!!ポン太です。
今日は不祥事が続くかんぽ生命などの郵政グループについて記事を書いていきたいと思います。このブログを普通に読んでくれている方は判断力のある人だと思いますが、ブランドを信じて安易に手を出すと危険であるという話がしたいです。
やはり自分の資産を運用する場合はファンダメンタルズを確認の上で、人気の真ん中にお金を置いていくのが良いんじゃないかなと思います。あと、他人が進めたものに安易に手を出さないことも重要だと思います。
不祥事が続くかんぽ生命株価、郵政グループ3社が半値へ。
昔からちょこちょこと取り上げていましたが、かんぽ生命の問題が長引いていることで12/27にゆうちょ銀行に対して総務省が保険販売の業務を来月1日から3か月間、停止するよう命じる行政処分を下しています。顧客に虚偽の説明をして保険料を二重に払わせるといった不正行為が蔓延していたのを重く受け止めての処分ということです。
そもそもゆうちょグループはもともとも国営企業でしたが、ゆうせい民営化の政策で民営化しました。しかしながら、その事業自体は収益性に乏しくかんぽ生命は売り上げが右肩下がりの状況です。今の若い人たちはなかなかかんぽ生命の保険などには入らないのではないかと思います。ネット保険が台頭してきていますからね。購買層が先細る中で右肩下がりの大手企業は上からの数字の圧力も厳しいと思われるのでこのような不正に走ってしまったのだと思います。
売出価格から半値になった株価。ゆうちょのブランドも期待に沿えず。
ゆうちょグループの一角であるかんぽ生命ですが不正販売問題が起こってから株価が下がり続けて、現在では株価が半値の1,872円になっています。上場時に買った投資家の方は全員大きな含み損を抱える状況で、これを保有していたら泡吹いていたと思いますw
ゆうちょと言えば日本でもブランド力があると私は思っていますが、ブランドだけで購入してしまうと損をしてしまう可能性がありますね。ソフトバンクの株も売出価格は1,500円でしたが今現在のところ1,455円となっています。
企業の名前は抜群ですが、こういったものに釣られて手を出してしまうと損をしてしまうのが株式投資の怖いところでもあります。ファンダメンタルズの確認は最低限だと思うのですが、数字には表れないビジネスモデルの評価やその会社自体の投資家からの人気と言うのも考慮に入れて購入したほうが良いと思います。
最近の投資を決める時はチャートを見る→右肩上がりで人気があるなぁと感じる→ファンダメンタルズを確認して財務関連に問題がないことを確認する→ビジネスモデルを考えておいしいモデルなのかどうかを考える。
と言ったような順番で株価を見るようにしています。例えばAppleとかVISAなどは投資家からの強い人気を感じます。
良く友人と日本株と米国株の比較の話をするのですが、VISAやAppleのような株を用いて説明することが多い気がします。VISAは持っていないんですが素敵な銘柄ですよね。持っていない理由は株価収益率が高すぎるのと、あまりにもビジネスモデルに旨味があり過ぎて狙われそうで怖い点かぁ。もっと早い時期に買っていたら良かったなと思います。
結果論ではありますがブランドだけを見て安易に投資して損をしないように気を付けてほしいと思います。
ブランド名に弱い人は注意です!
本日は以上です!!