こんにちわ!!ポン太です。
分配金、配当金は受け取れると嬉しいですよね。嬉しいんですが、どう計算しても税金を3割も抜かれるのでお得感はありません。でも嬉しいんです。これと同じ理由で毎月分配型の投資信託が売れているようですね。これは行動経済学で研究されている消費者心理のようです。ということで記事にしていきたいと思います。
行動経済学で見る分配金、配当金。非効率なのに小分けにされると嬉しい理由。
投資やギャンブルでは自分の心理状況との闘いが一番大変だと思います。なぜか無性に行動したくなったら一旦立ち止まってなぜしたいのかを考えてみることも大事だと思います。投資をするにあたてプロスペクト理論とアンカリング効果などは覚えておいたほうが良いと思います。損をするほうが得をするより2倍きついみたいな。
そんな行動経済学の中で分配金について1000円毎月受け取れる、年末に12000円受け取れる、分配金なしのどれが良いかという質問をすると35.8%の人が毎月1000円が良く、21%の人が年1回の分配金を選んだそうです。分配金なしは33.5%とのこと。こういった結果から人は小分けにされた喜びが何度もあるほうが1回の大きな喜びがあるよりも、幸福度が高くなるという結果が出ているそうです。
配当金も同じ理由ですね。受け取れると嬉しいという。結局は会社の利益を小分けにして利益確定しているわけなので。
効率・非効率どちらも重視してやっていったらいいんじゃないかな。
人の心理的な状況は効率とは無縁なところに有り、結構非効率な投資行動をとることが喜びにつながります。結局のところ、私たちは幸福度を向上させるために投資行動を行っているので効率を追い求めることが幸福につながる人もいるでしょうし、非効率でも小さな喜びを積み上げることで効率よりも大きな幸福につながる場合もあると思うのです。結局は自分が納得したスタイル、自分がやりたい方法をとって投資を進めていくことが納得や幸福感につながると思います。危険を冒してでも効率重視で行きたいなら、スリリングな投資すれば良いわけですし。
私はインデックス投資重視で、個別株もちょこちょこと買っているわけですが面白さを重視してしまうところが私の癖であり飽きっぽい私が飽きずに投資行動を続けるには個別株のような要素も必要だと思ったから投資しているわけで、そうでないもっとめんどくさがりな人はインデックスのみで良いと思いますし、配当金が好きな人は配当金を重視していくスタイルにしていけばよいと思います。米国の投資スタイルで資産を増やすのに高効率なのは無配当で優良な株ですかね。
ただし、心理行動でも暴落の時に全部売ってしまったり株高の時に流されていっぱい買ってしまうような損を増やしてしまうような行動には注意していきたいと思います!!
自分の心をある程度制御してルールをもってやるのが最終的に一番良かったと思えるかと。
本日は以上です!!
プロスペクト理論とアンカリング効果についてはこちら。