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【転職】SES契約の派遣エンジニアは薄給で激務もある。5年やって思ったこと。

仕事の話

 

こんにちわ!!ぽん太です。

 

仕事話です。私は大切な新卒カードをSESの派遣エンジニアの会社に使ってしまった残念な学生でした。MARCH卒なので真面目にやっていればもっと良い会社も入れたと思うのですが、就活とか仕事に対してやる気がなかったんですよね。これにより波乱の社会人生活が始まるわけですが、転職の参考にしてみてください。

 

悪いことばかりではないのですが、やってみた結果あまりお勧めはできない内容でした。

 

SES契約の派遣エンジニアは薄給で激務もある。5年やって思ったこと。

結局新卒で就職した会社で5年ほど働きましたが、リーマンショックによるIT投資が減少したことで真っ先に派遣が切られ会社の業績が悪化。年収が50万下がり昇給も止まったのでやめました。では、内容についてみていきましょう。

 

SES契約のお金の計算の基礎

SES契約によるITエンジニアの派遣はIT業界の闇です。これは、日本の派遣契約は中抜き祭りになっているからです。米国では派遣社員を派遣した場合1割しか中間マージンを抜けませんが、日本の場合は6割まで中間マージンを取れるようになっているからです。そして米国ではタイムアンドマテリアル契約と言う時間と成果物にお金を払う方式になっていますが日本では時間契約のみでお金が清算されます。

 

1か月=160時間=80万円のように決まっていてそこから、会社が6割を抜けることを考えると5年目くらいの単価が80万円の中級エンジニアは、月32万円くらいの月給になります。

 

もちろんそこからボーナスのお金、会社が折半してくれる社会保険などの費用を考えると32万円以下に設定されるでしょう。そう考えるとエンジニアの派遣を行っている会社の社員は20万円台後半の給与となるのは計算すれば簡単にわかると思います。従業員への配分が多い会社もあると思いますが、フルで持っていかれる会社も多いです。

 

みずほ銀行の案件でPMや上級SEを月単価80万円で募集していたこともあり、IT業界では震撼が走っていました。。。安すぎるだろw

 

多重下請けの苦しみ

1次受けの会社に直接派遣される身であれば幸せです。多重下請けという風習も根強く残っており間を挟むほど中間マージンを抜かれます。単価80万円であれば紹介料金として毎月10万円くらい抜かれるイメージです。私は4次受けまで経験しこの業種はダメだと見切りました。

 

お客様←SIer←派遣会社A←派遣会社B←あなたの会社←あなた

 

こんなイメージですね。派遣会社Bには出向契約を結んで派遣会社Bの社員となり、派遣会社Aを通して1次受けのSIerとして働くという意味の分からない事業をしていました。1次受けがお客さんに提出している単価は100万円くらいでしたが、私の会社に支払われるお金は46万円だったかな。リーマンショックの仕事がない時代だったので泣く泣く派遣したんですけどね。

 

終わってますよね。

 

仕事内容は比較的誰でもできる仕事が多い

1次受けのSIerで働いたこともある私から見ると、派遣社員の人に渡せる仕事はある程度簡単な仕事が多いです。お客さんとの交渉や提案・見積もり~受注、お金の処理、交渉や折衝をするところが1番難しくお金が高い部分です。

 

既にかみ砕かれて検討された詳細設計~プログラミングは、簡単にし終わったものを派遣社員の方か、オフショアなどに任せていました。契約の関係からもお金の話が絡む基本設計など仕事の重要な部分は中々絡むことができません。

 

ビジネスの中核に絡めないので、スキルも限定的なものになりがちです。批判覚悟で言いますが、業務で必要になるプログラミング程度であれば正直そこまで難しくなく、私でも普通にコーディングはできてしまいます。

 

いかに全体のアーキテクチャやお客さんへの説明を意識してコードを書き、不具合を出さない・不具合が出てもリカバリできることが重要なので、高度なプログラミング技能は残念ながら派遣で設計書に書かれている通りにプログラムを作っていても、身につきません。

 

中には凄い人も居ますが、それは家でオープンソースのソースコミッターをしていたり仕事が終わった後も自助努力続けている人達です。

 

不況に弱い。IT投資が減少すると真っ先に切られます。

リセッションが始まってIT投資が抑制されると、次の年くらいからIT投資が止まり始めてワンテンポ遅れてIT業界の不況が始まります。IT業界の不況が始まると、真っ先に切られるのは当然派遣契約で来ているエンジニア。リーマンショックの時は激しく切られました。

 

例えば、単価80万円を払うには毎月80万円の利益をあげねばならず、売上で言うとSIerは利益10%程度なので800万円も売上をあげないと一人雇えないと思えば(単純にそういうわけではないですが。)維持するのも大変です。

 

なのでITエンジニア派遣というのはものすごく不況に弱いビジネスになります。ここ10年エンジニア不足で派遣業態はウハウハですが、次の不況でまた死ぬと思います。

 

 

デメリットばかりではない。こんなメリットも。

もちろんデメリットばかりではありません。単価が120万円で紹介料がつ月20万円程度などの優良案件であれば、自営もても売上が100万もあがり1200万円ものお金が手元に転がり込んでくるかも知れません。新卒の月給が22万円程度であることを考えれば、大分良い水準となるでしょう。

では良かったと思う所を買いていきます。

 

経営しやすい、起業しやすい。

上述した通り、起業しやすく経営がしやすいです。自分一人で自営して単価が毎月100万円もらえるのであれば、年間1200万円の売上が契約が切れるまで入って来ます。人を雇って派遣すれば、そこから6割抜けます。契約期間は3か月~半年とかになると思うので契約期間中はストックビジネスに近くお金の予定が非常に立てやすい優良なビジネスへと変貌します。

 

実際に、私の知合で独立した人が数人いますし、最悪会社員が嫌になったらフリーランス→自営から企業独立も全然あり得ます。営業もできないとだめですけどね。

 

取り合えずフリーランス案件を紹介してくれるようなサービスは沢山ありますしね。

 

気楽。だって自分の会社の仕事ですらないし、契約が終われば人間関係もリセット!!

SESで派遣されていく仕事は基本的に気楽です。受託した会社の言うこと聞いて作業していれば良いし、自分に納品責任はないし、金や契約に絡んだ瞬間にプロパー社員に投げつければ良いからです。

その職場で大失敗しても、契約切れればサヨナラなので正直気楽です。まあ、徹夜とかもして真面目にやってたんですけどね~。

いろんな会社を見てこれるので、20代であれば次に行きたい会社を探すのにも参考になるし仕事をちゃんとしていれば引き抜きで声がかかることも沢山あります。

プログラム中心の仕事になるので最初にやるには最適かも?

最初はプログラミングや、テストが中心の仕事になるので技術を覚える環境としては最適な可能性があります。でも派遣される場所は自分で選ぶことができないのでそれも、運次第なんですけどね~。

 

私は運よく最初からプログラミングを教えてくれる先輩2名とそういう職場に恵まれてすくすくと育ちましたが、そのおかげで今でもITエンジニアを続けています。最初からクソ案件だったらIT業界には既にいなかったかも知れません。

定時で帰れてそこそこの給料をもらっていることを考えると結果的に良かったのかなと思います。今ではIT業界も大分環境も良くなってきましたからね。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。これは私が体験した実話であり、10年近く前の話でしたが大きくは変わっていないんじゃないかなと思います。

SESの仕事自体も見直されたりしており一概にすべてがダメというわけではないのですが、こういった暗黒面があるということを知っておいてもらいたいです。

私がお勧めするのはエンジニアがやりたければ、サブスクリプションサービスを運営するサービス運営企業へ、マネージメントがしたければSIerの大手がお勧めです。

 

ぽん太
ぽん太

就職先選びは慎重に!

 

本日は以上です!!

 


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