こんばんわ。ぽん太です。
このブログでは、経済系の時事ネタや株式投資について個人投資家初心者兼ITエンジニアとしての知見から、皆さんに有益な情報を発信できるように頑張ってます!
今日は、JDIが再び希望退職者を募集しているということでこちらをまとめてみたいと思います。
JDIが希望退職者を1200人募集しているようです。
本日のニュースでJDIが再び希望退職者を募集していることがわかりました。
JDIは2020年3月までに、400億円から500億円の損失を計上する予定があり経営再建が急務となっているようです。
2016年11月に4100名、2017年8月に約4000名のリストラを行っており今回で3度目となります。
そして希望退職者募集に加えて石川県白山市の白山工場の稼働を一時停止、茂原工場の一部生産ラインの縮小を行うようです。
JDIの決算資料1
どのような経営状況なのかと申しますと、 売上原価
が売上高とほぼ同じという衝撃的な状況。
売っても売っても利益が上げられないため、経営状況が一切改善しない状態です。
営業利益で-4.9%の損益となってしまっているので原価を下げるために投資をしないといけない状況となります。
完全に中国や韓国の良質で安いディスプレイパネルと価格競争できない状況になっており、もはや売れば売るほど赤字と言うすさまじい状態のようです。
じゃあ売上原価を下げるために資本を投下するよとなるのですが、キャッシュフローを見てみると・・・
資産合計 5,454 億円
に対し 負債合計が 5,384 億円
となり資産合計が 70 億円
しかなく債務超過きそうですね・・・。
従って緊急の融資が必要なため中台企業連合「Suwaコンソーシアム」から800億円の融資を受け何とか生きている状況となります。
こんな状況で、リストラしてどうにかなる??という疑問しか残りませんね・・・。
まとめ
JDI株価推移
JDIはギリギリの状況で何とか生存している状況ですが、中台企業連合からの出資により日本連合という状況から中台日の連合企業となり
経営再建が急務です。
価格競争力で完全に中台韓のディスプレイに敗れていますが、資本投下してもっと安いディスプレイや収益性のあるディスプレイを製造することが
唯一の生き残り策ですが資金が枯渇しており潤沢な資本を持つ海外の企業との価格競争に対し生き残っていけるイメージがあまり沸きません。
また、売上高はiPhoneのディスプレイ生産に50%以上依存しており、Appleの加減次第で大きく存続が危ぶまれる状況と言っていいでしょう。
IPO時点で900円あった株価は急落を続けており今や67円の無配株となっており購入する気が全く起きない状況ですね。
JDIはかなり危険水域にあると考えられるので投資する皆さまはお気をつけて!
本日は以上です!
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