【悲報】婚活、地獄

【悲報】婚活、地獄

「高望みはしません。年収500万円くらいの普通の男でいいです」

かつて婚活女性のこんな言葉が切り取られて炎上したことがありました。その理由は、「年収500万円の男」が決して「普通ではない」からです。20〜30代の未婚男性の年収分布を2022年就業構造基本調査から見ると、年収500万円以上は12.5％に過ぎません。「普通」どころか上位1割に該当するわけです。

私も20代前半の時は年収350-400万円くらいでした。転職してから残業を年間1000時間ほど付けるようになってから700-800万円くらいに上がりましたね・・・。そもそも超大手企業で、ある程度残業などをしている人以外では20代の時はそんなに給料高くないですよね。

 

日本の企業って若くてよく働く人を低賃金で雇って高給な年配の給料を支えるような年金システム的な面があるので若いうちに500万円は結構頑張っている一部の企業の人だけじゃないでしょうか。この記事によると30代まで12.5%と言っているので年収500万円の人は30代までではトップ層と言っても良いでしょう。

 

 

いきなり普通の人という理由で上位1割に結婚相手を絞っているわけですから、そりゃあ結婚が成立しないわけです。結果的に日本では低賃金層が拡大して貧困な子供たちが増えると言われていたのが、低賃金だと子供を産まないというかそもそも結婚すら出来ないという悲しい状況を生み出しているように思います。

 

マッチングアプリなどでは、女性の年収はあまりみられないのと年収を条件に入れることによって女性側から男性側へは強いフィルターがかかっていますし、男性側も結婚する相手の年齢をフィルターするので一部の人同士しかマッチングしないような悲しい状況も生み出しているように思います。昔のお見合いの方が優秀な制度でしたね。なんとかこの状況が解消して、人口減に歯止めがかかって欲しいですがなかなか難しいように思います。

 

 

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