【悲報】からあげクン36年ぶりの値上げ。

ぽん太
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どうもこんにちわ!!ぽん太です。

【悲報】からあげクン36年ぶりの値上げ。

ローソンは15日、ホットスナックの「からあげクン」を5月31日から10%値上げすると発表した。同商品を値上げするのは、1986年4月の販売開始以来36年間で初めて。

  • 価格は税込み238円に-改定前は216円
  • 原材料価格の高騰や輸送コストなどの上昇により、現行価格での提供が困難になった
  • 今後、「フライドフーズ」や「まちかど厨房」の一部商品もおよそ6%程度の価格改定を行う予定
  • ローソンは発売来、からあげクンを累計37億食販売

からあげクンが36年ぶりの値上げと言うことで、ついにずっと値上げしてこなかったものにも今回のコストプッシュ型のインフレの影響が出てきているのか・・・。と感じます。コストプッシュ型のインフレに対して需要が高まって起こるインフレはディマンドプルインフレと言うらしいです。後者の方であれば良いインフレなので過剰に物価が上がっていなければ歓迎すべきものなんですけどね。

 

しかし日本はデフレマインドが国民に定着していて値上げすることが非常に悪いことみたいな印象があるので、普通に値上げしていくことはあまりしなくなってしまいましたよね。自販機で売っているジュースも最初は100円でしたが消費税導入を契機にあっという間に120円に値上げしそこからは一切値上げしなくなったので急に値上げが止まってしまったようです。それほどまでに値上げに抵抗があるようですね。

 

 

日本政策銀行にはこのようなインフレが日本に対してどのように影響を及ぼすのかのレポートが出ていました。356-6ページにまとめがありますが企業がインフレを吸収する努力をすると企業収益が圧迫されるので長期的な企業収益の低下は企業の投資や賃金、雇用に悪影響を与えてその結果として、物価改定が難しくなるそして最終的には現在のデフレマインドの脱却がさらに難しくなるだろうという話がまとまっていました。

 

今まで世界はこの10年低インフレで世界の日本化が議論されていたようですがここ最近は一気にインフレが進行して日本化どころではなくなってしまったようですね。日本人は確かに値上げを極端に嫌う傾向がありますし、小銭を守りたがるような傾向があるように感じます。車で言うと燃費だけを異常に重視して、全体のライフサイクルコストを見ていなかったりとか。

 

こんな調子だと、企業も賃金が上げられないのでどんどん値上げしてその値上げ分の何割かを従業員の賃金に回してほしいものですね。

 

ぽん太
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からあげクンって自分の年齢と同じくらい長い商品だったんだ・・・。

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