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リクナビの「内定辞退予測」廃止へ。自社サービスのエンジニアがなぜこうなったのかゆるゆる解説

時事ネタ

こんにちわ。ぽん太です。

私は今現在、自社サービス運営の開発エンジニアをやっています。

自社サービス運営ってSIerと違って社内だけに閉じた世界になるので、結構社内文化が明確と言うか、村社会のようになってしまう気がします。

特に開発部署は社外との接触機会も減るし他社とコンペなどをして他社と競争することもあんまりありません。

私の会社はそれでまったりとした空気が流れています。

しかしながら、会社内では上の方から集積されたデータを使って何か価値を生みなさいとプレッシャーをかけられたりします。

私の会社も利用ユーザー数でも数十万人、解約した人を含めれば100万人を超える人のデータが集積されていると思います。

そんな中で当然個人の情報もあずかっているので、データ利用を一歩間違うとこういった事件に発展するかと思います。

 

リクナビの「内定辞退予測」廃止へ。

リクナビは学生の活動をデータで取得しており、その活動の結果からその人に内定を出した場合どのくらいの確率で内定を辞退するかというデータを提供していたそうです。

学生がリクナビを使うにあたりプライバシーポリシーの規約同意の中で情報提供の同意を求めることを書面で同意するようにしていましたが、個人を特定して情報を使うのかどうかについて、
適切な説明がなかったため、今回個人に対する行動予測を企業に提供してしまい炎上しました。

そもそもリクナビは学生に無料で使ってもらう代わりに掲載する企業側に年間でかなり高い利用料を求めてきます。

なので学生側に有利なものを作っても収益につながらず、企業側に有利なものを作らないと収益が上がらない構造がどうしてもあるという所は忘れてはいけない点でしょう。

今回も学生の行動分析をオプション価格など付けて販売していたのかもしれませんが、利用者のデータを勝手に使ってしまったような感じになるのであまり良い状態とは言えませんね。

この辺のデータが誰のものか分からないようにするという点では、中々悩ましいところがありますが、実名のデータを提供するのであれば明確な同意が必要であったと思います。

ヨーロッパなどは凄く厳しく、携帯電話から送信される位置情報などもシステム上に保持することすら許されていないという、個人情報については海外の方が進んだ考えを持っていますね。

自社サービス提供企業にとってはデータ活用は現在の命題です。

自社サービスを運営して沢山のユーザーに利用して頂いているサービスでは、数億件~数十億件の膨大なデータが集積されています。

しかしながらそのデータをうまく活用できている企業と言うのは中々少ないというのが、現状だと思います。

ショッピングサイトなどでは、行動分析から次にお勧めの商品などが瞬時に提示されてきたりWeb広告もCookieによる行動分析から瞬時に興味のある広告が出てきます。

また、FaceBookなどの広告もその人の登録されたアカウントの趣向から興味のあるジャンルの広告が提示されてきますね。

リクナビも集積されたデータをどのように使って収益を生むか四苦八苦した結果、十分に個人情報利用が検討されないままそういったサービスが出てきてしまったんだと思います。

エンジニアでモノを作る現場は、割と閉鎖された空間になるので個人情報をどこまで活用してよいのか結構悩むことが多いと私も思います。

利用規約の文言など、契約関連は専門ではなく技術やサービス内容とマネタイズに焦点が当たり勝ちですね。

その結果、個人情報の利用と実際の利用ユーザーのことが十分に考えられないままこういったものが世に出てきてしまったんだと思います。

私の会社でも「ユーザー目線で考えると・・・」なんていう言葉が横行していますが、実際には「私はユーザーはこうだと思うんだよ」的ないち自分の意見に過ぎない考えに無理やりユーザー目線という言葉を付け食われる行為が、行われています。

SEでお客さんとずっと話していた経験があるとユーザー目線は「私ならこういう風に納得感を持ってユーザーに説明ができる」くらいには昇華していますがやはり本当に使い手のことを考えるのは難しいなと感じます。

全て机上で考えないといけないので。小さく失敗を行えるようにトライアンドエラーの環境が整っていると良いんですけどねぇ。

そんな感じで、今回失敗してしまったリクルートですが今後もっと学生も企業も両者が利益を取れるようなサービスを作っていってもらえると良いなと思います!!

本日は以上です!

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