希望退職募集者が10,000人を上回る勢い

 

こんにちわ。ぽん太です。

日本で希望退職者募集が、前年度をすでに超えて、1万人に迫る勢いとなっています。

今日はその記事について触れていきたいと思います。

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2019年の希望・早期退職者の募集は今現在で6,697人となりました。
去年は4126人であり、すでに去年を上回っています。

アベノミクスの好景気がこの10年ずっと続いてきましたが、実際の経済状態はまるで実感がないのが現実です。
それもそのはずで、GDPを見てみると、2000年以降中国とアメリカが大きくGDPを伸ばしているのに対し、
日本はほぼ横ばいです。

アベノミクスを下に図示しますが、チョコンとした程度でほぼ横ばいなのが分かります。

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アベノミクスの効果

中国はHuawei、アリババなど国内14億人の市場を外部からブロックし世界規模に迫る企業を2000年以降作り上げて経済成長を遂げてきました。
また、アメリカではGAFAなどを中心とした巨大IT産業にシフトし革新を続けています。

しかしながら日本は、今でも1990年台に世界時価総額1位だったNTTやTOYOTAなどがずっと残り続け、当時から大きく成長をしていない状況です。
新しい産業も生まれていません。

何よりも、今後迎える少子化で市場は先細るばかりとなり内需に依存している国内経済は現状維持がやっと、世界的なインフレに対応できないため、
昔と同じ賃金では購入できるものも減るばかりです。

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価格を上げないために内容量を減らした図

企業も、本来は不採算事業を事業ごと切り離しリストラしたいところでしょうが、日本企業は法令に縛られてそれができないために、
45歳以上でお金が稼げなくなってきた人たちを高い給料で雇い続けなければいけません。

しかしながら、世界と競争している大企業ではそれではコスト競争に勝てず利益を上げ続けることができないことが分かっているため、
このように早期退職を募集し事業構造を変革しようとし始めています。

明日は我が身です。
ここで早期退職となった人たちは一体次は何をするのでしょうか。

スキルを積み上げるのが良いのか、それとも副業をするのがいいのかはその人次第だと思いますが、
45歳以上になった時に自分が何をできるのかはしっかりと考えておいた方がよいかもしれません。

70歳定年になるのに、早期退職募集は増えているし、将来が怖い

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